◆新聞やニュースで取り上げられたホットな話題について、都心で働くケミカルエンジニアの皆さんが容易に参加できるように、毎回16:00から講演1時間とフリートーキング1時間の合計2時間の企画です。
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第15回 イブニングセミナー | ||
−マイクロ化学プロセス技術とその実用化動向− | ||
日 時 | 2010年01月29日 (金) 17:00 〜 19:00 | |
会 場 | 東京理科大学 森戸記念館 | |
協 賛 | ・化学工学会反応工学部会マイクロ化学プロセス分科会 ・化学とマイクロ・ナノシステム研究会 | |
講 演 | マイクロプロセス技術とその実用化動向 富士フィルム(株) 長澤英治氏 マイクロ化学プロセス技術とは、数μmから数百μmの代表長さを有する空間(マイクロ 空間)を積極的に利用して混合や反応などの物理的・化学的操作を行い、機能性物質の生産や 分析・解析を行う技術です。マイクロ空間を利用することで、従来のマクロ空間を利用する 方法と比べて混合や反応などの精密な制御が可能となり、目的物質の高性能・高機能化や収率 向上、生産における安全性の向上、そして省資源・省エネルギー化が期待できます。ここで は、マイクロ化学プロセス技術の特徴を述べ、実用化に向けた技術開発の動向について紹介 します。 |
第14回 イブニングセミナー | ||
−省エネの救世主 今まで捨てていた低温排熱で発電− | ||
日 時 | 2009年 4月 10日(金) 16:00 〜 18:00 | |
会 場 | 東京理科大学 森戸記念館 | |
協 賛 |
(社)化学工学会エネルギー部会 (社)日本伝熱学会 (社)日本エネルギー学会 |
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講 演 | 100℃以下の低温排熱を用いた発電のシステムとその実用化例 (株)ゼネシス 實原定幸氏 地球温暖化問題が深刻化する中、CO2排出の低減化が叫ばれている。こうした背景の下、これまで利用が 困難であった100℃以下の低温排熱を利用して、化石燃料を使用せず発電を行うシステムの出現はまさに 省エネの救世主である。ここでは、低温排熱による発電の原理やエネルギー効率について解説し、実用化の 例を紹介する。更に、低温排熱による発電の原理を発展的に応用した低温排熱による海水淡水化についても その原理や実用化例について紹介する。 |
第13回 イブニングセミナー | ||
半導体製造用フォトレジスト材料を中心とした出光の取り組み | ||
日 時 | 2008年 1月 30日(金) 16:00 〜 18:00 | |
会 場 | 東京理科大学 森戸記念館 | |
協 賛 |
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講 演 | 半導体製造用フォトレジスト材料を中心とした出光の取り組み 出光興産(株) 吉留 俊英 氏 半導体製造時の微細加工技術は急速に進んでおり、現在はパターン幅45mmまでに達している。 今後更に、高性能なフォトレジスト材料の開発により微細化技術が進展すると考える。本分野 の開発動向や材料の一つであるアダマンタン誘導体の取り組み及び、フォトレジスト材料分野 以外の取り組みを紹介する。 また原料であるアダマンタンを世界初の固体酸触媒の開発によ り実用化した例を紹介する。 |
第12回 イブニングセミナー | ||
原子力 -水素のもう一つの可能性- | ||
日 時 | 2006年 8月 4日(金) 18:00 〜 20:00 | |
会 場 | 東京理科大学 森戸記念館 | |
協 賛 | ||
講 演 | 水素のもう一つの可能性 東京農工大学 櫻井 誠 氏 水素社会現実に向けて、大量で安価な水素の製造法を確立することが必要である。その一つ として、原子力エネルギーを利用した水素製造があり、核熱利用による水素製造は、ここ数年 研究が再び加速している。 ここでは、核熱以外の原子力からの低コスト水素製造の可能性に ついて話題提供させて頂き、広くご意見を頂く場とさせて頂きます。 |
第11回 イブニングセミナー | ||
塗布技術は今後どのような進化を遂げるのか | ||
日 時 | 2006年 1月 18日(水) 18:00 〜 20:00 | |
会 場 | 東京理科大学 森戸記念館 | |
協 賛 |
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講 演 | フラットパネルディスプレイ工業の精密プロセス研究者・技術者への挑戦 三菱化学(株) 渕上 修三 氏 フラットパネルディスプレイ工業界は、日本を中心にアジアで激しい競争をしている。 精密プロセス技術が その優劣を決定することは大いに考えられる。この工業界の我々に対する挑戦を塗布プロセス技術を中心に 簡単に紹介し、議論したい。 |
第10回 イブニングセミナー | ||
次世代オレフィン重合触媒 | ||
日 時 | 2005年 4月 15日(金) 18:00 〜 20:00 | |
会 場 | 東京理科大学 森戸記念館 | |
協 賛 |
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講 演 | 次世代オレフィン重合触媒 三井化学(株) 吉田 育紀 氏 チーグラー・ナッタ触媒、メタロセン触媒という2本柱に続く新しいポリオレフィン製造用触 媒候補として期待される、いわゆる「ポストメタロセン触媒」の研究が活発化している。ここ では三井化学(株)で開発したポストメタロセン触媒の、従来触媒では達成し得なかった触媒能 力を紹介する。三井化学(株)が開発した触媒は、触媒を構成する金属や配位子の設計により、 触媒単位あたりのポリマー製造量を飛躍的に向上させたり、得られるポリマーの分子量や分子 量分布を制御することが可能である。また、ポリマーの立体規則性、位置規則性、共重合系に おけるコモノマー取り込み効率などの種々の選択性を制御することができる。これらのユニー クな重合能力を有する触媒の応用例として、従来触媒では作り得なかった新規ポリマーの創出 についても言及する。 |
第9回 イブニングセミナー | ||
プラスチックケミカルリサイクルは今どうなっている | ||
日 時 | 2004年 10月 8日(金) 18:00 〜 20:00 | |
会 場 | 東京理科大学 森戸記念館 | |
協 賛 |
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講 演 | プラスチックケミカルリサイクルは今どうなっている 昭和電工(株) 館 龍一 氏 プラスチックケミカルリサイクルにおける「ガス化」の位置付けと現状を、昭和電工プロセスで説明、技術的 問題と事業としての問題点を明らかにし、今後の方向性について述べる。 |
第8回 イブニングセミナー | ||
細胞シート工学による再生医療 | ||
日 時 | 2004年 4月 16日(金) 18:00 〜 20:00 | |
会 場 | 東京工業大学百年記念 | |
協 賛 | ||
講 演 | バイオマスエネルギー利用技術の課題と展望 (独)産業技術総合研究所中国センター 横山 伸也 氏 バイオマスはCO2ニュートラルな性質から魅力ある再生可能資源であるが、わが国において はまだ普及に至っていない。導入のための技術的課題や制度上の問題点を指摘し、今後の展望 について言及する。 |
第7回 イブニングセミナー | ||
細胞シート工学による再生医療 | ||
日 時 | 2009年 4月 10日(金) 16:00 〜 18:00 | |
会 場 | 東京理科大学 森戸記念館 | |
協 賛 | ||
講 演 | 細胞シート工学による再生医療 東京女子医科大学 岡野 光夫 氏 温度応答性培養皿上で作製した細胞シートを用いて組織や臓器を再生させる技術を細胞シート 工学と呼び、その再生医療への応用に取り組んでいる。本講演では角膜再生等の臨床応用も含 め、その最近の成果を概説する。 |
第6回 イブニングセミナー | ||
我が国のエネルギーと地球環境対策技術で、京都議定書にどう対応するか | ||
日 時 | 2003年 8月 29日(金) 18:00 〜 20:00 | |
会 場 | 東京理科大学 森戸記念館 | |
協 賛 | ||
講 演 | 我が国のエネルギーと地球環境対策技術で、京都議定書にどう対応するか 三菱重工業(株) 大木 良典 氏 科学技術とは、自然と生命の現象をより深く理解し、豊かで持続可能な社会の発展に役立てる技(わざ)を 磨き続けることと理解し、この視点から取り組んで参りました三菱重工のエネルギーと地球環境の研究開発状 況をご紹介します。. |
第5回 イブニングセミナー | ||
水素インフラ技術の開発状況と市場導入の課題 | ||
日 時 | 2003年 4月 18日(金) 18:00 〜 20:00 | |
会 場 | 東京理科大学 森戸記念館 | |
協 賛 | ||
講 演 | 水素インフラ技術の開発状況と市場導入の課題 水素エネルギー協会 岡野 一清 氏 昨年我が国政府が世界に先駆けて5台の燃料電池車を導入したが、世界的に燃料電池自動車の実用化が 始まろうとしている。その際水素インフラの整備が必要となるが、我が国でも水素ステーションを開発し実証試 験を行なっている。水素インフラの整備には、水素源の確保、水素ステーション機器技術の確立、設備コストの 低減、経済性の確立、技術の国際標準化、規制緩和、国の支援策など多くの課題の解決が必要である。それ らの課題に対する我が国及び世界の取り組みの現状と将来の展望について述べる。 |