関東支部行事一覧

   企業で既に活躍されている技術者の方々、あるいは化学系企業に入社されたばかりの方々の化学工学の基礎知識の向上・考え方の
   構築を図るため、産業界の強い要請に応え昨年に引続き以下のように開催します。
   本講習会では「基礎的な考え方」と「演習」に重点をおき、大学・工専・高専で学ばれた知識を発展、整理していただく機会になるよう、
   さらに改善を進めております。研究開発・設計・製造現場など、化学工学の考え方を必要とする若手技術者、知識のリフレッシュをしたい
   と考えている方々を対象とします。
   大学と企業から選ばれた講師が自ら精選しまとめた教科書を基に実務的な視点を加味し、講義と演習を組合せ、理論と実践とを丁寧に
   解説いたします。「化学工学の基礎」、「流体工学」、「熱工学」、「反応工学」、「平衡分離」、「分離操作」をテーマに、合計6日間の講習を
   致します。本年度は「攪拌操作の基礎」講習を上記6日間の講習の他にオプションとして開催致します。
日 時  2008年 9月 29日(月)・30日(火)
       10月 27日(月)・28日(火)・29日(水)
       11月  5日(水)・ 6日(木)
  
 9:30〜17:00
会 場  (社)日本化学会 化学会館 6階

  東京都千代田区神田駿河台1−5  (TEL 03-3292-6162)

 【アクセス】 JR・丸の内線 お茶の水駅、千代田線 新お茶の水駅 徒歩4分
主 催  (社)化学工学会関東支部
協 賛  (社)日本化学会
 (社)日本エネルギー部会
 廃棄物学会
定 員  60 名 (申込先着順 定員になり次第締め切らせていただきます)
参加費
会員資格   単独参加費(日)
(9/29〜11/6)
  6日間参加費   
(10/29を除く)
6日間申込者の
10/29(オプション)参加費
正会員(一般) 12,000円 40,000円 8,000円
法人会員の社員 18,000円 60,000円 12,000円
学生会員 5,000円 20,000円 4,000円
会 員 外 24,000円 80,000円 16,000円

 *1社3名以上で6日間参加お申込みの場合、1名につき10,000円引きになります。
  *それぞれの参加費には教科書1冊・資料代・消費税を含みます。
  *6日間参加の場合、一部の日程を代理出席されても結構です。

 
その他  *修了証   精勤者全員に授与します。
 *優秀賞   演習(オプション講習を除く)の成績優秀上位者を表彰します。
 *持参品   筆記用具、定規、三角定規、関数電卓
お問合わせ
お申し込み
 (社)化学工学会関東支部 事務局
 TEL:03-3943-3527   FAX:03-3943-3530   E-mail:info@scej-kt.org


 定員になりましたので締切ました。
   ※単日お申込みの場合は、参加される日程をコメント欄にご記入ください。
時間割
(全日共通)
(第1日目のみ) 9:30- 9:40 関東支部長開会挨拶・概要説明   
1 限 9:40-11:10 講義基礎@-じっくり基礎事項を学ぶ 大学側講師
2 限 11:20-12:50 講義基礎A-同上 大学側講師
      昼   食    (各自ご自由にお取り下さい)
3 限 13:50-15:20 演習-基礎に基づく実践演習 企業側講師
4a 限 15:30-16:30 講義応用-応用・発展的な事項を解説 大学側講師
4b 限 16:30-17:00 演習解説-演習の解説、実践事例 企業側講師
(最終日のみ) 17:00-17:15 閉会式   
プログラム
第1日目  9月29日(月) 「化学工学の基礎」
1 限 単位と次元、収支論の基礎
2 限 移動速度論の基礎
4a 限 相似則と無次元数
    3、4b限  演習及び解説

大学側講師 : 東京農工大学     桜井  誠 氏
企業側講師 : 千代田化工建設梶@ 川上  円 氏



第2日目  9月30日(火) 「流体工学の基礎」
1 限 運動量移動、レイノルズ数
2 限 円管内流動、エネルギー収支、配管内の圧力損失、計測
4a 限 境界層の考え方、乱流
    3、4b限  演習及び解説

大学側講師 : 東京工業大学  吉川 史郎 氏
企業側講師 : 住友化学(株)   佐藤 秀樹 氏



第3日目 10月27日(月) 「熱工学の基礎」
1 限 熱移動過程、抵抗の分離、総括移動抵抗
2 限 対流伝熱(主に円管内)
4a 限 放射伝熱、熱交換操作
    3、4b限  演習及び解説

大学側講師 : 東京工業大学  渡辺 隆行 氏
企業側講師 : 三井化学(株)   森永 章夫 氏


第4日目 10月28日(火) 「分離工学T −平衡分離- 」
1 限 平衡の概念
2 限 蒸留と収支
4a 限 抽出
    3、4b限  演習及び解説

大学側講師 : 日本大学               栃木 勝己 氏
企業側講師 : 月島環境エンジニアリング(株)   小島 照博 氏


第5日目 10月29日(水) 「攪拌操作の基礎」(オプション講習)
1 限 均相系攪拌 (1)種々の攪拌翼と流動状態
2 限 均相系攪拌 (2)動力線図とスケールアップ
4a 限 異相系攪拌 通気相と晶析相
    3、4b限  演習及び解説

大学側講師 : 横浜国立大学  上ノ山  周 氏
          横浜国立大学  仁志 和彦 氏
企業側講師 : 綜研化学(株)   山本 一己 氏


第6日目 11月5日(水) 「反応工学の基礎」
1 限 化学反応と反応速度
2 限 均一反応装置の特徴、解析と設計
4a 限 気-固反応系、触媒反応
    3、4b限  演習及び解説

大学側講師 : 成蹊大学                  小島 紀徳 氏
企業側講師 : (株)三菱化学科学技術研究センター  川井 友博 氏


第7日目 11月6日(木) 「分離工学U −分離操作-」
1 限 移動過程、抵抗分離、総括抵抗
2 限 吸収、膜分離
4a 限 種々の膜分離プロセス、反応吸収
    3、4b限  演習及び解説

大学側講師 : 新潟大学      伊東  章 氏
企業側講師 : 新日本製鐵(株)  松尾 充高 氏