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2008年度鹿島コンビナート講習会
「化学コンビナートの現在の克服に向けて」

原油・原料資源の高騰、円高、中近東・アジア諸国での大規模コンビナートの運転開始、大規模なM&Aによる巨大企業の誕生、更には高齢化社会の到来や地球温暖化対策などと、化学コンビナートを巡る環境は、大きな変化の渦の中にあり、多くの重要課題が山積している。そこで今回、鹿島地区に各界の専門家をお招きし、こうした課題を如何に克服していけばよいのか、また、各社は如何に対応していこうとしているのかについて、ご講演をいただく機会を設けました。関心をお持ちの方多数のご参加をお待ちします。

尚、申込みは先着順となっておりますのでお早めにお申込み下さい。
日  時  2008年 11月 27(木) 13:30 〜 17:40
会  場  花王梶@鹿島工場 講堂 〒314-0103 茨城県神栖市東深芝20 Tel.: 0299-93-8311(代表)
         
(交通手段): 東京駅八重洲南口より高速バス(鹿島神宮行き)で鹿島セントラルホテル下車
        (所要時間約1時間半位)後、タクシーにて(会場まで20分程度)ご来場下さい。
          駐車場は使用不可です。

定  員  80 名 (定員になり次第締切)
参 加 費  正会員 (協賛団体含む):9,000円、   法人会員:11,000円、    学生会員:2,000円、   会員外:15,000円
 ※1事業所 6名以上の申込みで、1人あたり1,000円割引致します。
プログラム  
時 間 講 演 講 師
13:30-13:40 (挨拶)化学工学会関東支部第2企画委員長挨拶  綜研化学     山本 一己 氏
(挨拶)工場長ご挨拶  花王梶@鹿島工場長 森村 元博 氏

13:55-14:40
鹿島・千葉地区のRINGVの取り組み」   鹿島石油梶@  加藤 静香氏
  出光興産梶@  寺本 正志氏
ンビナート全体の横断的かつ高度な運営機能の融合を図り、生産性向上および環境負荷低減等の推進を目的とした「石油精製高度機能融合技術開発事業(RINGV事業)」を平成18年度〜21年度の計画で進めている。鹿島地区で実施した、石油・石化製品の効率的な統合生産に向けて、コンビナートの多様なナフサを原料として一括して脱硫し、石油精製における芳香族生産、ガソリン基材生産及び、石油化学におけるエチレン、プロピレン生産の原料となる軽質ナフサ留分を効率的に分離・供給する研究開発の紹介を行う。また、千葉地区で実施しているFCC装置および複数エチレン装置から副生する分解C4留分の高度活用ならびにコンビナート全域で副生するガスからの水素分離、集積、大規模高度活用を目的とした研究開発の紹介を行う。

14:40-15:25
地域連携による、省エネルギーの進展」 千代田化工建設梶@松田 一夫氏
2000年にまず解析から開始した千葉コンビナートの地域連携は、大きな省エネルギーの余地を把握でき、更に省エネ共同事業として具体化した。その後、コンビナートでの異業種間連携推進などを図る政府の支援策拡充により、着実に省エネ共同事業や連携事業が進展している。最近の状況を報告する。
15:25-15:35 「休  憩」  

15:35-16:05
「日本の化学産業の現状と方向性について」  経済産業省      多田 佳之氏 
 化学産業の概況、石油化学を巡る諸情勢、機能性化学薬品を巡る諸情勢、化学産業を
 巡る近年の主要な制約の動向、今後の対応の基本的な考え方を紹介する。

16:05-16:50
「RFIDを用いた物流業務の効率化と今後の展望」 鞄立製作所 大石 聡氏
 化学業界においては、これまで製造部門を中心にDCSによる自動化、運転支援導入による効率化が進められ、さまざまな成果を上げてきた。今回は、更なるトータル生産効率化をめざし、RFIDと物流業務に注目し、最新動向、適応事例を踏まえながら、お話しする

16:50-17:35
「ダイセル化学における生産革新の取り組みと横展開  ダイセル化学工業梶@川口 尚孝氏
ダイセル化学で取り組んできた生産革新の紹介とその手法を他社に横展開した事例を紹介します
17:35-17:40 閉会のご挨拶 (社)化学工学会関東支部 支部長 住友化学梶@ 中江 清彦氏 
 
お問い合せ
お申し込み
   (社)化学工学会関東支部 事務局
    TEL:03-3943-3527   FAX:03-3943-3530   E-mail:info@scej-kt.org


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