関東支部 行事一覧
神奈川技術講演会2016

企業ニーズに応えグローバルで活躍するケミカルエンジニア
現状と次世代教育の課題

 化学工学会のHPでは“化学工学はまさに化学のための工学であり、合理的な化学プロセスの開発・設計・操作を目的とする学問であり、日本の産業を支えた基盤技術分野のひとつである。”と化学工学の位置付けを示しています。また、化学工学は方法論の学問とも呼ばれ、ケミカルエンジニア(化学工学者)は、社会ニーズ、ビジネス環境や個人の立場などの変化に臨機応変に対応し、時代や分野を超えて活躍できることを特徴としています。このように化学工学は産業に不可欠かつ有用な学問分野ですが、現在の日本の大学では少子化や産業構造変化への対応のため多くの学問分野を統合してまとまめる方向で改編が進められており、化学工学分野も“絶滅危惧種”のひとつにあげられております。このような状況下で、次世代のケミカルエンジニアをどのように育成し、活躍の場を広げていくか、大学に限らず取り組みが必要となっています。
 本講演会では、大学で化学工学を学ばれグローバル舞台で活躍されている産業界の方に企業で必要とされる化学工学の知識・教養・経験をもとに紹介していただく一方、大学の状況を横浜国立大学の先生に紹介していただきます。パネルディスカッションでは、ケミカルエンジニアがより多くの分野、かつグローバル舞台で活躍するための次世代の化学工学教育のありかたと、今後の産学の取り組みについて意見交換を行います。    
日  時  2016年03月 3日(木) 14:00 〜 17:10
会  場  横浜国立大学・教育文化ホール
〒240-8501 横浜市保土ヶ谷区常盤台79−1 (TEL:045-339-3499)
主  催  神奈川技術懇話会
定  員  60 名 (定員になり次第締切)
参 加 費  正会員 (協賛団体含む):9,000円、  法人会員:11,000円、  学生会員:2,000円、  会員外:15,000円、 サロンメンバー5,000円
     神奈川技術懇話会メンバー2名/社まで無料、3名から5,000円 
 ※交流会にご参加の方は、別途1,000円頂きます。
プログラム  
時 間 講 演 講 師

<開会の辞>(14:00〜14:10)

14:00-14:10 (公社)化学工学会関東支部 第2企画委員長挨拶 千代田化工建設 蛙石 健一氏

<講  演>(13:10〜17:00)

13:10-14:00 企業で必要とされている化学工学
14:10-14:40 化学会社の例 AGC旭ガラス(株)  笠原 伸元 氏
14:40-15:10 食品会社の例 味の素梶@     鈴木 紀章 氏
15:10-15:40 エンジニアリング会社の例 日揮梶@      渡邉 哲哉 氏
15:40-16:20 大学における化学工学教育の今と展望 横浜国立大学  羽深 等 
16:20-17:00 パネルディスカッション
「次世代の化学工学教育と今後の産学の取り組み」
横浜国立大学  中村 一穂

<閉会の辞>(17:00〜17:10)

17:00-17:10 神奈川技術懇話会会長挨拶  横浜国立大学  小泉 淳一
17:10-18:30 交流会
 
お問い合せ
お申し込み
 (社)化学工学会関東支部 事務局
    TEL:03-3943-3527   FAX:03-3943-3530   E-mail:info@scej-kt.org


   ○参加申込みフォーム