身近なハイテク製品は、鉄、銅、亜鉛、鉛などのベースメタルに加えて、インジウム、タンタル、白金族金属、レアアースなどのレアメタルによって支えられています。このレアメタルはベースメタルと共に産出し、化学的性質によって分離精製されて原料となります。高校生の皆さんは、化学の授業で勉強している色々な理論が、どのように産業で使われているのかイメージしたことがあるでしょうか。化学的な現象は化学工学という学問を通して実際に産業で利用できる技術へと変わっていきます。高校で学ぶ「無機イオンの分別沈殿」を通して、「普段学ぶ化学」が「社会で使われる技術」にどうかかわっているのかを実感してみませんか?参加無料です。
|