Continuing Education シリーズは、企業で働くケミカルエンジニアの皆様に技術の基礎とトレンドを理解してもらうことを目的として、毎年、時代の流れを反映した分野を取り上げ、大学、企業の技術者を講師として招き、技術を学ぶことができます。
 今年度の本講習会では高度医療(再生医療・ナノ医療)を取り上げ、その基礎と応用の解説を通じて、将来の社会普及までを議論します。再生医療およびドラックデリバリーに代表されるナノ医療に関する医用工学分野の進歩は著しく、多くの人々の期待を集めていますが、より幅広く利用してもらうためには、経済性(低コスト化)の観点からの議論も大変重要です。本講習会では、高度医療の基礎からプロセス化、および社会普及まで議論します。加えて、高度医療に関するビックデータの取り扱いについても解説します。高度医療の技術と実践、さらに社会普及に向けた議論を含めて学べる滅多にない講習会を企画しましたので、皆様奮ってご参加下さい。

日  時  2017年11月 7日(火) 講演,展示9:5017:50,講演・展示終了後に交流会を開催
会  場

 東京大学駒場キャンパス 駒場Uキャンパス 生産技術研究所総合研究実験棟(An棟)2
 コンベンションホール(東京都目黒区 駒場4-6-1Tel: 03-5452-6009
 アックセスマップ:http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam02_04_09_j.html

協 賛

 (公社) 化学工学会バイオ部会、バイオインダストリー協会、日本生物工学会、
 日本工学アカデミー、国際製薬技術協会 等

定 員  100 (申込先着順 定員になり次第締め切らせていただきます)
参加費

 正会員(協賛団体含む)16,000円、法人会員21,000円、学生会員3,000
 会員外31,000円,サロンメンバー8,000

 
なお、それぞれの参加費には消費税・テキスト代が含まれます。

お問合わせ 
お申し込み
  
(公益社団法人)化学工学会関東支部 事務局
 TEL:03-3943-3527   FAX:03-3943-3530   E-mail:info@scej-kt.org

 ○参加申込みフォーム




時 間 タ  イ  ト  ル 講  師
09:50-10:00 開会  埼玉大学 本間 俊司

<第一部.高度医療の基礎と社会普及(1>

10:00-10:15 高度医療における化学工学の寄与可能性  東京大学大学院 酒井 康行 氏
10:15-11:00 再生医療に資する細胞製造の難しさ 大阪大学 紀ノ岡 正博氏
11:00-11:45 ナノ医療の現状と社会普及に向けて 川崎市産業振興財団 片岡 一則 氏
11:45-12:00 質疑応答(1)
12:00-13:00 昼食 & 企業展示
13:00-13:30 < 展示企業ショートプレゼンテーション

<第一部.高度医療の基礎と社会普及(2)>

13:30-14:15 バイオマテリアルの基礎(再生医療・ハイドロゲルを中心として) 東京大学大学院 伊藤 大知 氏
14:15-15:00  医用画像ビッグデータを用いた大規模生体力学シミュレーション 東京大学大学院 高木 周 氏
15:00-15:10 質疑応答(2)
15:10-15:40 企業展示

<第二部.高度医療の実践編>

15:40-16:20  iPS細胞を用いた細胞生産プロセス 大日本住友製薬(株) 木村 徹 氏
16:20-17:00 最先端医療の中でのマテリアル利用の実際 テルモ(株) 千野直孝 氏
17:00-17:40 再生医療に求められるエンジニアリング技術 千代田化工建設(株) 久保田幸治 氏
17:40-17:50 質疑応答(3)
18:00-19:00 交流会
  <企業展示 10:00-17:50>

関東支部行事一覧

      第48回 Continuing Educationシリーズ講習会

「高度医療のエンジアリングの現状と社会普及に向けた課題
−再生医療・ナノ医療・医用ビッグデータ−」