最近の化学工学講習会67
「進化する燃料電池・二次電池 −反応・構造・製造技術の基礎と未来社会を支える電池技術−
化学工学会関東支部では、最近大きく前進した分野の成果や考え方を集成して解説するとともに、できるだけ次の数年間への問題提起を行うことを目的として「最近の化学工学」講習会シリーズを企画しています。今年度の「進化する燃料電池・二次電池−反応・構造・製造技術の基礎と未来社会を支える電池技術−」では、第一線で活躍中の産学の技術者、研究者を講師に迎え、燃料電池・二次電池(固体酸化物形燃料電池(SOFC)、固体高分子形燃料電池(PEFC)、リチウムイオン電池(LIB)等)の電極反応や輸送特性の基礎と電極の構造化の解説を行います。また、これら電池技術を支える材料開発や電極・電解質の界面構造形成、およびセル化技術についても紹介し、電池技術の理論的な背景とその製造技術について体系的に解説します。さらに、最新の電池技術の開発動向や未来社会での電池技術の役割についても紹介することで、燃料電池・二次電池の基礎から応用まで包括的に理解していただく場を設定しました。テキストとして講習会講師を中心とした執筆者による三恵社刊「最近の化学工学67 進化する燃料電池・二次電池」を使用します。皆様奮ってご参加下さい。
日 時
2019年2月20日(水)・21日(木)の二日間 初日講演了後に交流会を開催
会 場
東京大学本郷キャンパス工学部5号館1階51講義室 〒113-8654 東京都文京区本郷 7-3-1 https://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_04_06_j.html(TEL 03-3812-2111(代表))
定 員
100名 (定員になり次第募集を締め切りとさせて頂きますので、その旨ご了承ください)
参加費
正会員(協賛団体含む)30,000円、法人会員35,000円、学生会員9,000円、会員外45,000円 *1日のみ参加の場合:正会員(含協賛団体)18,000円,法人会員(含協賛団体)の 社員23,000円, 学生会員8,000円,会員外33,000円,サロンメンバー15,000円
※なお、それぞれの参加費には消費税・テキスト代が含まれます。
申込 方法
*参加申込みの方はこちらから → 【申込フォーム】 ・Fax、E-mailによる申込み 下記関東支部事務局宛,「最近の化学工学講習会67」と明記し、会社・学校名、参加者指名、所属部署、郵便番号、住所、電話、Fax番号、E-mail アドレス、会員資格、参加費請求書送付の必要の有無をご記入の上お送りください。
問合 せ先
申し込み先:公益社団法人 化学工学会関東支部事務局 〒112-0006東京都文京区小日向4-6-19共立会館内 TEL:03-3943-3527、FAX: 03-3943-3530、 E-mail: info@scej-kt.org 支払方法:受付後、参加証と共にお送りする振替用紙にて事前にお振り込みください。 当日、会場での現金払いも可能です。当日になってのキャンセルの場合は参加費を 請求させていただきます。
プ
ロ
グ
ラ
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時 間
講 演
講 師
09:25-09:30
第一企画委員長挨拶
埼玉大学
本間 俊司氏
09:30-09:40
全体紹介
東京大学
大友順一郎氏
<燃料電池・二次電池の電極反応・輸送過程の基礎(電極反応、物質輸送、伝熱)>
09:40-10:30
東京工業大学
伊原 学氏
10:30-11:10
物質輸送
九州大学
井上 元氏
11:10-11:50
伝熱
三重大学
西村 顕氏
11:50-12:00
総合質疑
12:00-13:00
昼休憩
13:00-13:40
電池開発を支える計算技術
物質材料機構
古山 通久氏
<塗布技術の基礎>
13:40-14:30
塗布技術の基礎と電極構造形成
九州工業大学
山村 方人氏
14:30-14:40
総合質疑・休憩
<電池技術を支える電極材料と電極構造/モルフォロジーの制御、および新電池技術>
14:40-15:20
固体高分子形燃料電池 (PEFC)
田巻 孝敬氏
15:20-16:00
直接メタノール形燃料電池 (DMFC)
群馬大学
中川 紳好氏
16:00-16:10
休憩
16:10-16:50
固体酸化物形燃料電池(SOFC)
菊地 隆司氏
16:50-17:30
レドックスフロー電池
石飛 宏和氏
17:30-17:45
総合討論
18:00-19:30
交流会
二日目
<電極材料および燃料電池/二次電池の製造技術>
09:50-10:30
リチウムイオン電池(LIB)
谷口 泉氏
生産技術:電極形成への応用(1):LIB編
東レエンジニアリング
渡邉 敦氏
生産技術:電極形成への応用(2):SOFC編
東京ガス(株)
松崎 良雄氏
<電気化学測定手法の基礎>
電極反応の電気化学測定手法
信州大学
福長 博氏
<低炭素・脱炭素社会に向けた未来の電池技術>
13:40-14:20
将来の超低炭素社会の姿とそこに求められる技術的選択肢
早稲田大学
中垣 隆雄氏
14:20-15:00
全固体リチウム電池
大阪府立大学
林 章敏氏
15:00-15:40
ナトリウムイオン電池
大久保將史氏
15:40-16:00
16:00-16:40
全固体型アルカリ燃料電池
山口 猛央氏
16:40-17:20
水蒸気電解による水素製造
(株)東芝
吉野 正人氏
17:20-17:40