関東支部 行事一覧

2022年度コンビナート講習会
「コンビナートにおける持続可能な原料への挑戦」

 石油精製・化学などのプラントからなるコンビナートは、生活に欠かせない製品群を生み出す重要な役割を担っています。しかしその一方で持続可能な社会を形成するためには、これまでのコンビナートにおける化石資源由来の原料を持続可能な原料に転換していく必要があります。本講習会では「コンビナートにおける持続可能な原料への挑戦」と題して、資源リサイクル、バイオマス、さらにはカーボンリサイクル等により新たな原料化に取り組む様々な最新技術動向を取り上げます。関係各位における今後の取り組みの一助となれば幸いです。

日  時

2023年 2月 13日(月)  1330 1730 

開催形態

ハイブリッド形式で開催します。
【新型コロナウイルス感染症の状況により、開催形態を変更することがあります】

会  場

早稲田大学 西早稲田キャンパス 62号大会議室
169-8555 東京都新宿区大久保3-4-1  
アクセス http://www.waseda.jp/fsci/access/
   オンライン形式でご参加の場合,詳細はお申し込み後にご案内します。

定  員

会場26名+オンライン100 (定員になり次第募集を締切ります)

参 加 費

正会員

法人会員社員

会員外

学生会員

サロンメンバー

9,000

11,000

15,000

2,000

5,000

尚、それぞれの参加費にはテキスト代と消費税が含まれます。

お問合せ先

(公社)化学工学会関東支部 事務局
TEL03-3943-3527 FAX:03-3943-3530 E-mailinfoscej-kt.org

お申し込み
の注意点
(オンライン開催)

本講習会で作成した資料や配信動画は著作権のための、複写・録音・録画
転載・上映 無断公開を禁止いたします。
・多人数での視聴や複数端末に接続することを固くお断りいたします。
上記項目に同意して申込む。

お申込み

○参加申込みフォーム

プ ロ グ ラ ム

時 間

講    演

講  師

13:30-13:35

<開会の辞>

日揮ホールディングス(株)

近松 伸康

13:35-14:15

〇炭素循環を実装する動静脈連携
 ・炭素循環を実現するためには、コンビナートが有している様々な
 プロセスを多様な原料と多様な製品・素材を持続的に循環する
 ことが必要である。プラスチックを主題としつつ、無機・金属素材
 の循環利用のためのコンビナートの可能性を動静脈連携の観
 点から紹介する。

東北大学

吉岡 敏明 氏

14:15-14:55

〇タイヤからタイヤの素原料へ ―循環型社会の構築―
 ・使用済タイヤからタイヤ素原料を製造するケミカルリサイクル
  技術を開発することで、タイヤからタイヤへ資源が循環する世
  界を創造する。これによりタイヤ・ゴム産業および石油化学産
  業のバリューチェーンにおける資源循環性の向上とカーボンニ
  ュートラル化への貢献を目指している。
(株)ブリヂストン
 笠原 伸元 氏

14:55-15:35

〇資源循環社会の実現に向けて-“ゴミ”を“資源”に変える
  技術-
 ・持続可能な社会を目指すためには、限りのある化石資源に頼
  らないことが重要な1つの要素となる。本技術はゴミとして捨て
  られた可燃物を分子レベルまで分解し再度プラスチックの原料
  となるエタノールに変えることで、究極の資源循環システムの
  構築を目指している。

積水バイオリファイナリー(株)

 加納 正史 氏

15:35-15:50

  休  憩

15:50-16:30

〇グリーンリファイナリー構想
 ・グリーンリファナリー構想とは、リファイナリーの原料を持続可
  能な木質バイオマス由来原料に置き換え、製油所および石油
  製品のグリーン化を実現することで、新たな木材産業創出に
  よる林業活性化、そしてバイオナフサを起点とする石油化学
  産業の脱炭素化を目的とする。本講演では、本構想実現に向
  けた取り組みを紹介する。
日揮ホールディングス(株)

加賀山 浩司 氏

16:30-17:10

〇カーボンニュートラル時代におけるニューC1ケミストリーの創成 
 ・CO2の水素化、合成ガス転換において、最新の合成反応、触
  媒開発および新反応器の開発を述べる。とくにCO2からパラ
  キシレンの一段合成、CO2/COの水素化からオレフィンの合成
  、自己触媒機能付き金属3Dプリント反応器の開発を紹介する。

富山大学

椿 範立 氏

17:10-17:15

<閉会の辞>

住友化学(株)

森村 直樹

17:15-17:30

名刺交換会