平成25年度 活動記録
- 趣旨:標記講演会は,就職活動を控えた学生を対象として,本会関係企業を紹介し,関心を持ってもらうことを目的としております。
- 主に化学システム工学科化学工学コースの学生を対象としておりますが,化学システム工学科応用化学コース,機能材料工学科,機械システム工学科,あるいは大学院自然科学研究科の学生が参加することもあります。この機会を会員各位の学生に対するアピールの場としてご活用いただければ幸いです。
- 会員企業の宣伝・技術の紹介・先輩からのメッセージなどご講演内容は自由です。
- 日時:平成25年12月12日(木) 13:00~
- 会場:新潟大学五十嵐キャンパス(新潟市西区五十嵐2の町8050)
- 講演時間: 20~30分程度(講演数によって調整します。質疑応答時間を5分以上取って下さい。)
- 使用可能投影機器:液晶プロジェクタのみ
- 講演申込〆切:12月2日
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- 講演企業および団体
- 住友化学株式会社
- 株式会社ダイセル
- 株式会社テクノ菱和
- 三菱ガス化学株式会社
- 菱機工業株式会社
- 公益社団法人日本技術士会北陸支部
- ナミックス株式会社
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- 兼 第41回エネルギー知識普及に関する講演会
- 日時:平成25年12月11日(水)
- 会場:新潟大学駅南キャンパス「ときめいと」(新潟市中央区笹口1-1 プラーカ1 2F)
- 共催:新潟大学産学地域連携推進センター
- プログラム
- 15:00~16:00
- 『安全工学におけるシステム安全の考え方 -火災・爆発とリスクアセスメント-』
- 長岡技術科学大学大学院技術経営研究科システム安全系 教授 門脇 敏氏
- システム安全とは,ハードウエア,ソフトウエア,人,法・規範などの複合体において,設計/製造/使用などライフサイクルのすべての段階で危険につながる要因を事前に系統的に洗い出し,その影響を評価し,適切な対策を施すために,安全技術と安全マネジメントを統合的に適用して安全を確保する手法の体系のことである。今回の講演では,安全工学におけるシステム安全の考え方について概説する。そして,安全工学の中で重要な地位を占める火災と爆発,並びにリスクアセスメントについて言及する。
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- 16:15~17:15
- 『化学工場におけるガス爆発リスク評価技術』
- 山形大学大学院理工学研究科物質化学工学専攻 准教授 桑名一徳氏
- 化学工場におけるガス爆発事故の未然防止には,想定される爆発事故のリスク評価が不可欠である。このとき,爆発事故の被害を正確に予測しなければならない。しかし,爆発現象はスケール依存性が大きく,実験室規模の実験で得られた知見を化学工場における爆発事故の被害予測に適用する際には注意が必要である。今回は,ガス爆発事故の被害予測手法について,様々なスケールの実験結果を紹介しながら解説する。
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- 17:45~19:45
- 懇親会
- 新潟駅南口付近(会場は参加申込者に個別にお知らせします)
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- 定員
- 80名(先着順,定員になり次第締め切らせていただきます。)
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- 講演会参加費
- 新潟地方化学工学懇話会会員 無料
- 新潟大学産学地域連携推進機構協力会会員 無料
- 会員外一般 \2,000
- 学生 無料
- 懇親会費 \4,000
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- 申込〆切:12月4日
- 会場:北越紀州製紙(株)新潟工場 ポプラ荘セミナールーム
- 時間:13:40~16:00
- プログラム:
- 13:40~14:10
- 『北越紀州製紙(株)新潟工場 紹介』
- 北越紀州製紙(株)新潟工場 工務部環境管理室長 越野俊彦氏
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- 14:10~14:55
- 『パルプ製紙工場における環境負荷低減の取り組みについて』
- 北越紀州製紙(株)新潟工場 工務部技術室技術担当部長 清水幸一氏
- 弊社新潟工場は1938(昭和13)年に現在の工場所在地にパルプ工場として設立された。当初は人絹パルプを製造していたが,その後,製紙用亜硫酸パルプ(BSP)に転換。1957(昭和33)年に1号抄紙機を設置した。1957(昭和33)年に晒クラフトパルプ(BKP)製造設備を新設した(硫酸パルプ製造を中止)。1964(昭和39)年に発生した新潟地震により壊滅的な被害を受けたが,工場敷地を集約し復興を果し,抄紙機・パルプ製造設備・回収ボイラーなどの製紙関連設備をスクラップ&ビルドしながら拡大発展を行い現在に至っている。1998(平成10)年に,国内初となるECF方式によるBKP漂白設備を新設,2000(平成12)年には全工程にECF方式を採用した。従来,オフコーターで行っていたコート紙製造を,原紙から塗工まで連続して生産するオンマシンコーターを業界に先駆けて導入した(1986年)。また,CO2の削減にも積極的に取り組み,ガスタービン発電設備,高温高圧回収ボイラーの新設,バイオマス燃料を使用する発電設備などを導入し,エネルギー消費効率の高い工場操業を実現している。現在,印刷情報用紙の製造では,国内第1位の生産規模を有している。以上の変遷と,エネルギー利用と工業用水の使用状況,現在建設中の新発電設備の計画概要などについて述べる。
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- 15:00~16:00
- 『炭酸カルシウム等難水溶性塩の反応晶析技術』
- 新潟大学工学部化学システム工学科 准教授 三上貴司氏
- 炭酸カルシウムをはじめとする難水溶性の無機微粒子は,紙やプラスチック等の充填材(フィラー)として幅広く工業利用されており,粒径分布や形状など充填材粒子の品質制御が大事となる。本講では,反応晶析法に基づく軽質炭酸カルシウム製造,ならびに,その他の難水溶性塩をモデルとした単分散微粒子製造について,当研究グループの事例を紹介する。
(参加者数:36名)
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- 会場:北越紀州製紙(株)新潟工場 9号抄紙機
- 時間:16:00~17:00
(参加者数:36名)
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- 会場:新潟東映ホテル 3F(新潟市中央区弁天2-1-6)
- 時間:17:30~19:30
- 会費:5,000円
(参加者数:22名)
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- 参加申込期限および方法
- 9月19日(木)
- 添付した参加申込フォームに必要事項を記入し,電子メールにてお送り下さい。
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- 日時:平成25年9月3日(火) 9:30~16:30
- 内容:第7章 物質分離と精製 3 抽出/4 新しい分離・精製法
- 第8章 反応装置
- 第9章 計測と制御 4 プロセス制御
- 第10章 化学プラントの管理 2 品質管理
- 講師:新潟大学大学院自然科学研究科材料生産システム専攻教授 山際和明氏
- 新潟大学工学部化学システム工学科教授 木村勇雄氏
- 定員:50名
- 会場:会場:新潟大学駅南キャンパス「ときめいと」講義室A(新潟市中央区笹口1-1プラーカ1-2F)
- 教科書:「化学工学」(実教出版)\1,800(昨年まで使用したものと同じ)
- 必携品:関数電卓,ノート,筆記用具
- 参加費:各回とも 新潟地方化学工学懇話会会員 \1,000,会員外 \20,000,学生\2,000
- 会員外の方は,この機会に当懇話会へのご入会を是非ともご検討ください。
最少催行人数:5名(この人数に達しない回は中止となります。その際にはご了承ください)
- 申込〆切:8月12日(月)17:00
- (参加者:19名)
- 日時:平成25年8月26日(月) 9:30~16:30
- 内容:第6章 熱の出入りをともなう操作 4 乾燥/5 ボイラー(3.燃料と燃焼)
- 第7章 物質分離と精製 1 蒸留/2 吸収
- 講師:新潟大学工学部化学システム工学科教授 木村勇雄氏
- 新潟大学大学院自然科学研究科材料生産システム専攻教授 山際和明氏
- 定員:50名
- 会場:会場:新潟大学駅南キャンパス「ときめいと」講義室A(新潟市中央区笹口1-1プラーカ1-2F)
- 教科書:「化学工学」(実教出版)\1,800(昨年まで使用したものと同じ)
- 必携品:関数電卓,ノート,筆記用具
- 参加費:各回とも 新潟地方化学工学懇話会会員 \1,000,会員外 \20,000,学生\2,000
- 申込〆切:8月12日(月)17:00
- 趣旨:化学は知っていても化学工学はよく分からない方,機械や電気が専門の方,化学工学を一から勉強し直したい方などを対象として,工業高校で使用する教科書を用いて基本理念と基礎を講義します。
- 微分方程式など高度な数学は使いません。これから自分で学習するためのきっかけを作るのが目的です。
- 今回は,昨年まで実施してきた内容の続編を講義します。
- (参加者:22名)
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- 日時:平成 25 年 5 月 23 日(木)14:10~14:30
- 会場:チサンホテル&コンファレンスセンター新潟(新潟市中央区笹口1-1)弥彦の間
- 審議事項:
- 1.会長および副会長の交代について
- 2.平成25年度総会の概要について
- 3.平成26年度以降の活動について
- 4.その他
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- 日時:平成 25 年 5 月 23 日(木)14:45~15:15
- 会場:チサンホテル&コンファレンスセンター新潟(新潟市中央区笹口1-1)越後東の間
- 審議事項:
- 1.平成24年度行事報告
- 2.平成24年度決算報告
- 3.平成24年度会計監査報告
- 4.平成25年度行事計画(案)
- 5.平成25年度予算(案)
- 6.その他
- 報告事項:
- 1.役員・会員異動
- 2.その他
- (参加者:25名)
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- 日時:平成 25 年 5 月 23 日(木)15:30~17:45
- 会場:チサンホテル&コンファレンスセンター新潟(新潟市中央区笹口1-1)越後東の間
- 『流体混合現象の可視化と技術開発への応用』
- 大阪大学名誉教授 平田 雄志氏
- コンピュータを用いた可視化技術の進展により,装置内現象の解析結果や測定結果から高次情報が得られるようになった。得られた可視化情報を新しい技術開発,装置の性能向上やトラブル処理にどのように生かすかは重要な課題である。本講演では,流体混合現象の可視化情報をベースにした技術開発例として,平板型マイクロミキサーとカオス混合技術を紹介する。
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- 『新事業を中心としたクラレ新潟事業所の紹介』
- (株)クラレ新潟事業所 設備技術部 永松 健治氏
- クラレノリタケデンタル(株) 技術本部新潟生産部 AD推進チーム 林原 太津彦氏
- クラレ新潟事業所は,1959年に開所し,近隣に埋蔵する豊富な天然ガスを出発原料として,メタクリル酸メチル,誘導体,ポリビニルアルコールの製造を開始した。その後,多くの製品が加わり,半世紀が経過した。現在,取り組んでいる新事業を中心に,事業所の紹介をする。
- (参加者:34名)
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- 日時:平成 25 年 5 月 23 日(木)18:00~19:30
- 会場:チサンホテル&コンファレンスセンター新潟(新潟市中央区笹口1-1)越後西の間
- 会費:\5,000
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